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海外旅行保険、
あなたはどう選んでいますか?
海外に行く際、海外旅行保険に加入する人は多いと思いますが、どのように保険を選んでいますか?クレジットカードに付帯されていたり、必要な分だけ加入できたり、選択肢はいろいろあるようですよ。
海外旅行保険って知っていますか?
飛行機が遅れて、乗り継げなかったら数万円〜数十万円
海外旅行中にケガをして、ヘリコプターで搬送され、入院、手術したら数十万円〜数百万円
ある芸能人は、お風呂の水を止め忘れたために、高級ホテルのスィートルームを水浸しにして数千万円を支払ったこともありました。海外旅行では、国内旅行と違って様々なリスクが隠れています。
そんなリスクに備えるために海外旅行保険があるのですが、どこで加入すればよいのでしょうか?空港のロビー片隅に、自動受付機があるのを見たことがある方も多いと思います。また、旅行会社に申し込みをするときに、勧められることもあると思います。
でも、そういった場合にはもちろん保険料が発生します。
さて、ではクレジットカードに海外旅行保険が付いているのを知っていますか?年会費無料のカードであれば、タダで海外旅行保険に加入できるのです。これは、使わなきゃ損ですよね。もちろん全てのカードについているわけではないので、お手元のカードを確認してみましょう。
保障内容
カードによって、保険金額に違いはありますが、保障される内容はほとんど同じです。
「傷害死亡・後遺障害」「傷害治療」「疾病治療」「賠償責任」「携行品損害」「救援者費用」「航空機寄託手荷物遅延費用」「航空機遅延費用」などです。
傷害治療・疾病治療
海外で治療した場合でも、帰国後に健康保険から7割部分の精算をすることができます(自己負担3割)ので、これも覚えておきましょうね。しかし、国内で治療したと仮定した金額の7割しか支払われませんので、海外で独自にかかった費用は、10割負担となります。
筆者の米国の知人は、盲腸で約300万円、緑内障で約200万円の自己負担をしています。帰国時に健康保険で精算しても、数十万円しか還ってきませんでした。盲腸や緑内障であれば、日本で病院にかかれば100万円もかかりませんからね。
その他の費用
「携行品損害」とは、持っているものが盗難などの損害にあった場合の補償です。
「救援者費用」とは、海外で何かあった時に、国内から家族が駆けつける場合の費用です。
「航空機寄託手荷物遅延費用」は、預けた荷物にトラブルがあり、その替わりに旅行に必要不可欠なものを購入した場合に、その購入費用を補償するものです。
「航空機遅延費用」は、出発予定から大幅に遅れたことにより、乗り換えができなかった場合などの代替機の費用や、予定していない宿泊があった場合の宿泊費用などになります。
2枚以上持っている場合
死亡・後遺障害の場合には、複数枚持っていたとしても、その中で一番補償額が高いものが保障されます。複数枚持っていても意味がありません。
ですが、死亡・後遺障害以外の場合には、複数枚分の補償が受けられるのです(もちろん実際の損害額が限度です)。
したがって、年会費無料のクレジットカードを複数枚持っていると、海外旅行保険はいらない人もいるのです。
家族で旅行にいく場合
カードによっては、一緒に行く家族分の補償がついているものもあります。愛すべき家族に万が一のことがあった場合にも、十分な対応ができるわけです。
注意点 その1
作ってから1ヶ月たたないと保障がきかないもの、旅行費用をクレジットカードで支払わなければいけないもの、などがあるため、自分のカードにそのような制限がないかどうかは要確認です。
私はマイルを貯める関係上、旅行費用をクレジットカードで支払わなければ海外旅行保険がきかないカードを使っています。
ところで、旅行費用とは実際に旅行会社に支払う金額だけでなく、自宅〜成田空港往復の交通費も旅行費用に含まれます。ですから、行きの交通費をカードで支払うことにより、安心して海外旅行に行けるわけです。
電車で行く場合には、緑の窓口などで買ったり、旅行会社で買うことによりクレジットカードを使うことができます。また、リムジンバスもネットで予約ができますし、カードでの支払もできます。
旅費の支払いは保険を念頭にクレジットカードを使い、買い物などその他の支払は、ポイントを貯めることを念頭にいつも使っているクレジットカードを使う、というのも一つの方法だと思います。
注意点 その2
「私はゴールドカードだから安心だろう」とは、一概には言えません。確かにゴールドカードは、死亡した際の保険については、高額の保障がありますが、最も必要とされる傷害治療・疾病治療の保障が手薄い場合があるからです。
注意点 その3
確かに、年会費が無料のクレジットカードを複数枚持つことにより、海外旅行保険については、メリットがあるかもしれませんが、かといってクレジットカードを一度に複数社に申し込みをすると、カード会社の審査を通らない場合もあります(一気にキャッシングやカードローンをする恐れがあるとみなされるため)。
足りない分だけ、海外旅行保険に
クレジットカードの保険では足りない分だけ、個別に海外旅行保険に入るのがオススメです。最近は、リスクを細分化した海外旅行保険がありますので、とても保険料が安くなっています。
損保ジャパンの「off」は、ネットで自分の好きな金額に保険金を設定することができます。私も使っていますが、とてもわかりやすく、海外旅行に行く寸前になって慌ててネットで申し込みをしたりする場合もあります。
また、エース保険の「トップアッププラン」も、持っているクレジットカードによって保険料が違ってくる保険で、保険料をかなり割安に抑えることができます。
せっかくのバカンスだからこそ、「何かあったらどうしよう」とビクビクしながら旅行をするのは避けたいところですね。
ファイナンシャルプランナー 小山 武仁