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変額保険、 特徴をわかって入れば怖くない

終身保険には、「定額終身保険」と「変額終身保険」の2種類があります。それぞれの特徴を理解して、自分のライフスタイルに合った保険に加入しましょう。

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終身保険とは、契約時の保険金額が終身にわたり保障されているものを言います。その上で終身保険には、定額終身保険と変額終身保険があります。2つの大きな違いは、解約返戻金と、将来のインフレに対応できる仕組みがあるか、という点にあります。ここをよく理解していないとトラブルのもとになります。どちらがどう違うのかを見ていきましょう。
■ 「定額終身保険」、「変額終身保険」とは 「定額終身保険」「変額終身保険」にはそれぞれ下記のような特徴があります。 【定額終身保険】 ・ 契約時の保険金額が終身一定である。 ・ 解約返戻金が、契約時の予定利率により約束されている。 ・ 確実に解約返戻金を積み立てるため、保険料が高めである。 ・ 運用は保険会社の一般勘定で行われる。
【変額終身保険】 ・ 運用実績により、保険金額、解約返戻金が増減する。 ・ 運用実績が悪かった場合にも、死亡・高度障害保険金には、契約時の保険金額が最低保障される(解約返戻金には最低保障がない)。 ・ 保険料の一部を株や債券など、特別勘定にて運用を行うため、保険料が割安である。 ・ 運用は株や債券など特別勘定から選択し、実績は自己責任である。
※ 特別勘定とは変額年金の資産を運用・管理するための専用勘定のこと。他の保険種類の資産とは明確に区分して経理されます。
■ 保険料の違い(2006年5月25日時点) 【30歳男性 500万円 A生命の場合】 定額終身保険 500万円 60歳払込 終身保障 月払保険料 10,305円 払込保険料 合計金額 3,709,800円 60歳時予定解約返戻金 約372万円 (100.36%)
【30歳男性 500万円 B生命の場合】 変額終身保険 500万円 60歳払込 終身保障 月払保険料 7,710円 払込保険料 合計金額 2,775,600円
| | 運用率 | 60歳時予定解約返戻金 | 60歳時予定保険金額 | | 0% | 1,705,000円 (61.4%) | 500万円(最低保障) | | 3.5% | 3,070,000円 (110.6%) | 500万円(最低保障) | | 7% | 5,830,000円 (210.0%) | 776万円 |
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保険料差額は934,200円になります。
■ 定額終身保険はこんな人に向いている 【定額終身保険のメリット】 解約返戻金が確実に積み立てられる。
【定額終身保険のデメリット】 保険金額が一定なため、インフレに対応するには難しい。変額終身保険に比べると、同じ保険金額でも払込保険料は多くなる。
解約返戻金を将来使う予定がある方。解約返戻金を確実に積み立てたい方。 将来のインフレについては、あまり考えなくてよいと思う方には、定額終身保険が向いているといえるでしょう。
■ 変額終身保険はこんな人に向いている 【変額終身保険のメリット】 定額終身保険と同じ保険金額で比べると、保険料が割安である。運用実績によっては、契約時の保険金額を上回る可能性がある。
【変額終身保険のデメリット】 運用によって保険金額や解約返戻金が増減する (死亡・高度障害保険金には最低保証があります) 。よって運用が悪かった場合には解約返戻金がないこともあります。
加入目的が死亡整理資金であり、まず解約するつもりがない方。死亡整理資金も将来のインフレに対応することは大切だと思われる方。一生涯の死亡保障を割安に準備したい方。投資に抵抗感がない方には変額終身保険が向いているといえるでしょう。
■ まとめ 将来の死亡整理資金として、終身保険で準備することが望ましいと言われますが、定額終身保険と変額終身保険にはそれぞれ一長一短があります。どちらがいいかと決めるよりも、どちらを選ぶことが、ご自身や遺族にとってのライフスタイルに合っているか、目的をはっきりしたうえで決めることが望ましいでしょう。
株式会社 住まいと保険と資産管理 ファイナンシャルプランナー 川村 光子
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