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会費を払ってもお得なゴールドカードはどれ?


ゴールドカード=ステイタスというのはバブルの頃の話。今はゴージャスでお得な特典を目当てに加入する人が増えているとか。年会費以上のメリットって、どんなものがあるのでしょうか?






■ ゴールドカードの三大メリットとは
 一般カードは年会費1000円程度あるいは無料なのに、年間1万円程度の会費を払っても“元が取れる”ゴールドカードの特典とは何なのでしょうか?
 ゴールドカードのメリットとしては(1)VIP待遇のサービス、(2)高額の旅行傷害保険、(3)高いポイント獲得率が挙げられます。こうした実利がある上にセレブ気分も味わえるのですから、二重にお得とも言えるでしょう。ただし、申し込んでも入会審査があり、一般的に年収500万円以上、勤続年数5年以上と言われていますが、以前よりも審査基準が緩くなっているようです。一般カードの無料化が進んでカード会社の収益に影響を及ぼしていること、有料カードを持てばカード使用頻度が多くなるという狙いも推測できます。

■ ゴージャスな空港ラウンジの利用
 ほとんどのゴールドカードは空港ラウンジと専用デスク(ゴールドデスク)の利用をうたっています。
 国内主要空港にはゴールドカード提示で利用できるラウンジが設置されていて、待ち時間をソファでゆったりくつろぎながら過ごせます。ドリンクや軽食サービスもあり、PC、FAXなどの利用も可能(ラウンジにより有料)。福岡空港ではシャワールームもあり(利用料840円・VISAは1回無料)、リフレッシュして帰宅できます。
 また、一般カードとは別の電話案内サービス(ゴールドデスク)があり、航空券やJRなどのチケットの手配、ホテルや旅館の予約などを代行。予約が取りにくい老舗料亭や人気の演劇チケットなどが、すんなり取れる場合もあるようです。地方出張など、見知らぬ土地での美味しいレストランの予約などにも重宝でしょう。

■ 最高5000万円の海外・国内旅行傷害保険が付いている!
 一般カードでも付いていることがある海外・国内旅行傷害保険ですが、ゴールドカードの場合は、保障額が大きく最高5000万円が主流。中には最高1億円つく場合も。カードを持っていれば保険が適用されるので、海外渡航するたびに保険に入る必要がありません。年2回海外旅行に行くか、配偶者が無料の家族会員になっていれば夫婦で1回行けば、それだけで年会費の元は取れてしまいます。動産総合保険(ショッピング保険)も、ほとんどのカードに最高300万円が付いています。
 ただし、海外・国内旅行傷害保険の場合、航空券やパッケージツァーなどの料金をカード決裁することが条件になっているカードもあるので注意が必要です。

■ 20倍のポイントが付く場合も!
 カードによってポイントアップ率が違います。「三井住友VISAゴールドカード」は、前年度利用50万〜100万円レベルで本年度50万円になるとプラス200ポイント、以降10万円ごとに40ポイント付くほか、プレミアムポイント加盟店で買い物すると5〜20倍のポイントが付きます。「NICOSゴールドカード」は無条件でポイント2倍、年間30万円利用で90ポイント加算され、以降10万円ごとに30ポイントづつ付きます。
 家族会員は1名まで無料の場合が多いので、夫がゴールドカード会員、妻が家族会員となるなど、両方でポイントを集めると効率的です。
 ただし、「JCBゴールドカード」など一般カードと変わらないポイントのゴールドカードもあります。

■ 実利を取るなら流通系、提携カードに超お得なカードが!
 ステイタスにはならないかもしれませんが、お得度では流通系ゴールドカードがオススメ。「三越ゴールドカード」は、カードでの買い物が7%引きに(食品は5%)。「ゴールドカード《セゾン》インターナショナル」は西武百貨店で駐車場3時間無料、5%引きで買い物ができます。
 また、ライフスタイルに合わせた提携ゴールドカードもお得です。例えば、出張などで飛行機を使うことが多い場合、航空会社との提携カードだとマイルがどんどんたまります。「ANAワイドゴールドカード」は入会時に2000マイル、毎年更新時に2000マイル、フライトごとに区間マイルの25%が加算。車関連なら「TS CUBIC CARDゴールド」は、JOMOガソリン1リットル2円割引(8月31日まで)、ETC年会費永年無料、国内レンタカー20%割引、JAFロードサービスの料金最大1万円負担などの特典があります。

 年会費1000円程度の一般カードでも複数枚持っていれば、4〜5000円になってしまいます。それならゴールドカード1枚持っていたほうが得かもしれません。自分のライフスタイルに合わせて、使い勝手がよくお得なカードを賢く選びましょう。

【代表的ゴールドカードの特典】
・ 三井住友VISAゴールドカード 年会費10,500円
海外・国内旅行傷害保険最高5000万円。動産総合保険年間300万円。国内航空便遅延保険。ゴールドホテル優待サービス(国内)。
・ NICOSゴールドカード 年会費10,500円
海外・国内旅行傷害保険最高5000万円。動産総合保険年間300万円。ポイントは最長3年有効。 
・ JCBゴールドカード 年会費10,500円
海外旅行傷害保険最高1億円、国内は最高5000万円。動産総合保険年間300万円。犯罪被害傷害保険も。ゴールド会員限定ホテルプランあり。
・ ダイナースクラブカード 年会費1万5750円。
海外・国内旅行傷害保険最高1億円。動産総合保険年間500万円。海外約50空港のラウンジが利用でき、一見さんお断りの料亭の予約なども可能。
・ 三越ゴールドカード 年会費2100円
海外・国内旅行傷害保険最高5000万円。動産総合保険年間300万円。会員になるには三越での買い物が年間100万円以上必要。

フリーライター 関口章子