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ベビーシッター、
お得に上手に利用する方法
料金が高いイメージのあるベビーシッターですが、頑張りすぎて体をこわしてしまう前の必要投資と考えれば安いもの!?子育て中の人はもちろん、まだこれからの人も、知っておきたい情報です。
■ ベビーシッターっていくらぐらいかかるの?
仕事を持つ親が避けては通れないのが、子供の預け先。「仕事はしたいけれど、勤務実績がないとなかなか保育園に入れない」という待機児童問題はもちろんのこと、保育園に入れたとしても「とてもじゃないけど保育時間内には仕事が終わらない」「子供が病気をしたときに会社を何日も休まなければならなくなる」といった悩みはつきまとうもの。また、「保育園期間は頑張って仕事を続けてきたけど、子供が小学校に入学して帰宅時間が早くなり、退職をせざるを得なくなった」なんてツライ話も耳にします。
そんなときの頼みのツナは、やっぱりベビーシッター。でも、ベビーシッターってすごく料金が高いイメージがあって、利用するのをためらってしまいがちですよね。そこで、
社会法人全国ベビーシッター協会
に加盟している都内ベビーシッター会社の料金設定を調べてみると、平均料金は入会金が約1〜2万円程度、年会費が約5,000〜1万円程度、一番利用すると思われる夕方から夜にかけてのベビーシッター代が約1,500〜2,300円/時間程度ということ。入会金や年会費を払わないでも利用できますが、その場合1時間あたり約300円程度割増になるようです。う〜ん、やっぱりかなり高額です。だけど、諦めないで!ベビーシッター利用にはいくつか割引制度があります。
■ 会社員なら「ベビーシッター割引券」制度もある!
勤務先が厚生年金適用事業所であれば、1日につき1,500円の割引券が受けられます。これは、全国ベビーシッター協会に加盟している会社を利用する際に有効だそう。勤務している会社が割引券交付制度を持っていない場合でも、かんたんな手続きで利用できるようになるので、自分で資料を取り寄せて会社の担当者に相談してみるのがオススメ。また、配偶者の会社が制度を持っていれば、そちらを利用することも可能です。つまり母親が自営業で父親が会社員の場合でも、母親の労働実績が証明できれば割引券はもらえるということです。実際割引券を使って週3回保育園が終わったあとの3時間利用した場合を計算してみると、月額約36,000円〜65,000円程度(入会金や年会費などの初期投資分も含む)になります。また、2人以上の子供がいる場合、2人目以降は半額になるなどの割引を実施しているところも多いようです。このほかにも、双子のいる子供の家庭には1日につき9,000円の割引(年2回利用可)、産前産後の休業中のママには1日1,500円の割引(産休取得期間中4回まで利用可)も!この2つは全国ベビーシッター協会が直接割引券を発行するので、該当する人は問い合わせてみてください。
■ 実際に利用するときのポイント
最近ではベビーシッター会社に依頼して、登録されているベビーシッターさんを派遣してもらうのが一般的な利用法。大切な子供を預けるのですから、利用するときは料金だけではなくサービス内容やお世話をしてくれるシッターさんがどんな人なのかといったことまで知っておいたほうがよいでしょう。本当に困ったときに慌てないためにも、資料集めから比較検討、ベビーシッター会社との契約まではできるだけ事前に済ませておいて。
実際依頼をするときは、シッターさんについての希望をなるべく細かく伝えましょう。「やんちゃな男の子なので、体力のある若い人がいい」などできるだけ具体的に。事前にシッターさんに会ってみたい、ちょっと子供を預けてみたい、といった要望があれば、遠慮せずにお願いしてみて。食事、入浴、宿泊といったこともオプション料金を支払えば対応してくれるところが多いようです。
また、預ける前に入ってはいけない部屋や電話の対応などについてもきちんと取り決めしておくのも大事です。貴重品もしっかり保管しておいて、トラブルを未然に防ぐようにしましょう。
■ 自治体からの補助がある在宅保育制度もある!
保育園や小学校の学童保育との二重保育でのベビーシッター利用ならまだ手の届く範囲とはいえ、保育園にも入れられない乳児を抱えて仕事をする場合、終日ベビーシッターさんにお願いするのは、金額的にかなり厳しいですよね。そんなときは自治体や市区町村が実施している「保育ママ(家庭的保育制度)」や「ファミリー・サポート・センター」を利用してみては。これらは、認定を受けた人の自宅で数人の子供を預かり保育してくれるサービス。補助があるので、民間の保育施設にくらべて料金が格段に安くなります。例えば世田谷区の「保育ママ」制度の場合、原則として8:30〜17:00までで月額25,000円。ただし、この場合も事前に保育者と面接し、施設や保育方針などをきちんとチェックしておくことが絶対必要といえます。気になる方は、まず自分の住んでいる自治体の保育制度についてくわしく調べてみてはいかがでしょうか。
保育者選びは親の責任。なにより重要なのは「自分」で確かめること。ベビーシッターという制度は、まだ日本では法規制などがありません。最近のベビーシッターさんは保育士、看護師などの有資格者が多く優秀とはいいますが、子供やママとの相性など、履歴書やパンフレットだけでは図りしれないことが多いもの。自分たちの「ベストシッター」さんを見つけるためにも、長い時間をかけてじっくり探すという気構えが欲しいものです。
斎木佳央里